総菜も充実 絶品から揚げが人気

三河屋商店から始まり70年以上の歴史を築いてきた老舗ですが、「みかわや掛川アンデルセン 西町店」では新たに総菜の販売を始めました。


中でも人気を集めているのがから揚げ。掛川市の「マルテ伊藤削節店」のカツオ節からだしを取った「だし醤油」と、同じく掛川市の「糀屋商店」のこうじを使った「塩麹」の2種類があります。

いずれも国産の鶏もも肉を使用。1個当たり50gというボリュームです。


米粉をつけてオーブンで焼き上げ一度火を通したのち、注文を受けてから揚げることで、出来立てのから揚げを持ち帰れます。

どちらもとてもジューシーな仕上がり。だし醤油はカツオだしのうま味とコクがしっかりと感じられ「もうひとつ食べたい」と思わせます。食欲をかき立てるガツンと力強い味わいでした。

塩麴は肉がより柔らかくプリッとしていて、後味はほんのりと甘みを感じました。優しい味わいと衣のサクサク感が絶妙です。


総菜を担当するのは、佐賀県出身で恵さんの夫の太田真介さん。九州での飲食店経営の経験を、アンデルセンでの総菜作りに生かしています。

人気商品となったから揚げは「掛川にもおいしい食材がたくさんある。県内外の人たちを地元食材でもてなしたい」という思いから、敢えて掛川産の食材を使用しています。